中秋の名月も過ぎ

2024.09.18

季節の変わり目だったはずが、季節はまだ夏のまま。でも、この時期は気温やら動向、流行りなど考慮して優先順位を決め、秋冬物の準備→メンテ→品出し→足りない物の仕入れの巨大なループとなり必死なのです。気がつけば明日はもうお彼岸だというではないですか。ついこの間、お盆だったのに。

そういえば、お彼岸近くになると突如と現れる彼岸花が子供の頃怖かった。

一面が真っ赤な花で埋め尽かされると、そこ一体が燃えてるようだし、血の海ぽいし。ひょろ長い茎に反り返ったような花びらともいいがたい花が放射状に開き、なんだか「あの世」感がある。なにせ「彼岸花」という花の名前だったり、あと地域や年代(?)によっては「幽霊花」とも呼ばれるところも、子供心に何だかおどろおどろしく感じていた。

何かで読んだのか、観たのか聞いたのか忘れてしまったけど、「彼岸花は死の世界との結界。赤い花の向こうに行っては行けない。死の世界に繋がっている」と思い込んでいた。笑。

大人になってから「その結界」でない事を知った。結界は結界でも彼岸花の球根に毒があり、それを嫌って動物達が近寄らない為の結界だった。昔からの知恵というものだった。

そして私は大人になり彼岸花を別名「曼珠沙華」という事を知る。そして、その「曼珠沙華」は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味を知り、おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ていることを知る。あんなに怖がっていた「彼岸花」が「曼珠沙華」に名前が変わったら、怖がっていた私はいなくなり、憧れる眼差しで彼岸花を見るようになった。「曼珠沙華」として。

ほんと、名前て大切だなって改めて思ったりする。

でもやっぱり何となく苦手で、家に飾ったりはしない。子供心に思った事はそうそうやすやすとは変わらないものなのだ。

これは「曼珠沙華」ではなく「オクラ」の花

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葉を陽の光に透かす森

葉を太陽に透かした時見える葉脈のような。気付いたり、気が付かれたり。