2025.03.26
日々をがむしゃらに消化していたらすっかり春になっていた。ソメイヨシノもようやくチラチラと咲き綻んできた。ソメイヨシノは老木から咲き始めるらしい。
さて、前回を①にしたばかりに、②を書かなければならない思考になってちょっと後悔。他に書きたい事があっても、②の思考が邪魔をする。ずっと頭の片隅に宿題をやらなきゃみたいな感覚。
私は25歳の時、地元の商店街で古着屋を始めた。きっかけは物件だった。ここでお店をやりたいなだった。古着でも何でも良かった。もう32年前の事である。
その時はまだ、あのアメカジ古着、vintageの本格的ブームはまだで当時古着屋が無かった。あったかもしれないけど私の記憶にはない。古着屋を初めて2年目ぐらいだったか、アメカジ古着、vintageが大ブームになる。が、私は当時からアメカジ古着は好きではないし、vintageは好きだけど、兎に角流行り物が嫌いな捻くれ者の私は、私物として所有はするけど商品としては取り扱いはしなかった。vintage古着は時折り、友人のバイヤーがアメリカ仕入れをしていて、引き取られなかった、要は友人の売れ残りの物を預かって安く売っていたりした。あんまりにもvintageを安く売ってしまうので、友人にはよく嫌味を言われたりしたけど、お客さんが喜んでくれるので良しとした。私は今も昔もスタンスは変わらない。
仕入れの基準も今も変わらない。流行りは意識するけど流行っているからの仕入れはしない。なので、オトトハルに流行りの古着を求めに来ていただいても、おそらく期待外れとなる。仕入れの基準は、これはあの人に似合うなとか、これがあったらあの人は喜ぶなとか。こんな面白い物があったよとか、これがあったらスタイリングが楽になるなとか、こんなに丁寧に作ってるよとか、手仕事の物とか、だんだんと世界から自然素材100%が減ってきて古着として伝えていければとか、そんな基準。
あと、撮影で使用する為にリクエストをいただき仕入れして、後日返却されてきた物が混じったりもします笑
もちろん、vintageに行き着く事も多々あるけど、vintageとして陳列していないしプライスも安めなので知識がある人以外はvintageだと思わない。
世の中にはvintageにかぎらず素敵な古着がたくさんある。それを見つけにこれからも仕入れに行きますよ。
ひとまず、これにて私と古着のお話しはいったん終わり。また書きたくなったらね。何事も流動的に。

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